2010年9月3日金曜日

おちこぼれは自身の長所を知らない。

彼女を近くのレストランに誘い、話をする時が来た。


「実は、あなたの長所を見つけたよ! とてもすごいものだよ!」

彼女は最初は不振そうにしていたが、真剣に聞いてくれた。

「何百カラットのダイヤモンドより価値があるからよく聴いてね!」

「長所の話をする前にあなたは不良的カッコよさにあこがれていたね!」

「きらびやかな生活にあこがれていたね!」

答えはいずれもYESだった。

「あなたの長所はクソにクソがつくほどクソ真面目だといいことだ!」

「そして誰よりも不器用だということなんだ!」「これが長所だよ」と教えた。

よくある話だが不良的な世界では、真面目と不器用ほどバカにされるものはない。

こういうタイプはいじめに合いやすく、仲間はずれにされやすい。

彼女はしばらくこんな話を涙をいっぱいためながら聞いていだが、突然、号泣した。

産まれて初めて、彼女が「自分を発見した瞬間」であった。


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