2010年9月10日金曜日

不器用な人ほど「信じる力」が強い

彼女の家には小さな仏壇があった。見たところ浄土真宗らしい。


私は彼女に親鸞聖人の『正信偈』を読むことを薦めた。

最初、私がお経をあげ、彼女が続いた。クソ真面目な性格は、不器用にも何の疑いもなく、必死で『正信偈』に没頭したのだ。

このようなタイプの人間は誰よりも信じるという能力に長けている。今では家族全員で『正信偈』をあげているようだ。この信じる能力は異常なほど短期間に彼女に成長をもたらしたのだった。

スピード性はないが、クソ真面目で不器用な人ほどお客様からの信頼も厚い。反対にお客様が彼女を大事にしてくれるのだ。毎日、不器用にゆっくりとお客様に当たっていったのだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿